MIZUMA ART GALLERY


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EXHIBITION ⁄ 展覧会・イベント

2000/06/15 - 2000/07/15
松蔭浩之個展 Star

松蔭の個展開催は日本では3年ぶり、東京では実に5年ぶり(!)となります。  

「STAR」。このテーマは松蔭がこれまでアートや音楽等様々な方面 から表現してきたものです。
例えば、彼自身を「STAR」と想定した写真作品を発表することもあれば、彼のデザインワークにこの★(星印)がよく使われたりしています。 彼が「STAR」にこだわり続けてきた理由とは何なのでしょうか?
本展は、真っ暗な会場に一人ずつ観客が足を踏み入れ、星形のスポットライトの下に立つところから作品の鑑賞が始まります。そしてスポットライトの下に立った観客がそこで体験するものとは?そう、本展の作品は彼自身を「STAR」とした作品ではありません。今回主役「STAR」になるのは、作家本人ではなく観客の皆様であり、会場を訪れた人誰もがスターになれるのです、とのみ記しておきます。ただ、それぞれの観客の作品への接し方によってその体験度には個人差がでてきます(数秒間しかスター気分を味わえない人も当然出てくることでしょう)。本展は、観客自身が与えられた作品をただ受け身で鑑賞するだけではなく、各々が作品を読み取るために積極的に参加していくことに意義がある展覧会です。観客が作品と真っ向から向かいあい直に体験することでうまれる「作家の思いの共有」や「作品との一体感」、そういったものがはかれる空間作りが今回の展示の目的なのです。装置としては最新テクノロジーではなくもっと単純な仕組みのものですが、観客がアートそのものを体験し純粋に楽しめるものになります。本展は常に人を楽しませ観客に夢を与え続けようとしてきた松蔭のこれまでの活動の集大成ともいえるものになるはずです。そして、彼が「STAR」にこだわり続けてきた理由、その答えの一つが今回の作品でわかるかもしれません。  尚、今回この作品のために松蔭は様々な告知方法を使い500人のモデルを募集しました(別紙参照)。撮影方法は、ひな壇に500人の女性を一同に並べ松蔭がその集合写真を撮るというかなり大掛かりなプロジェクトです。そして、本展はミヅマアートギャラリーでの展覧会後、更に作品を加え秋に福岡の三菱地所アルティアムへも巡回いたします。 ここ数年美術家としてよりもむしろミュージシャン、デザイナーの方面で活躍が知られてきた松蔭ですが、2000年は2月のアムステルダムでの個展にはじまり、本展と、「現代美術家・松蔭浩之」として現代美術界に舞い戻る、松蔭にとっても現代美術界にとっても重要な一年であると考えます。是非ご高覧下さい。