宮永愛子展「漕法」が、7月17日(水)より高松市美術館で開催されます。
本展では、瀬戸内の景色やそこで暮らしてきた人々が積み重ねる時間をテーマに、澄んだ音色を奏でる讃岐名石「サヌカイト」を素材とする新作インスタレーション、代表的なシリーズである《手紙》や《life》などを展示します。
宮永は、不断に変化する世界と向き合う私たち一人ひとりを、海に浮かび旅する一艘の舟に重ねます。展覧会タイトル「漕法(そうほう)」とは舟を漕ぐ方法を意味する言葉。果てしない年月のなか、私たちを取り巻く島々は揺らぎながら変化を続けます。そして、私たちもまた日々を紡ぎ、懸命に世代を重ねていくことで景色を少しずつ変えていくのです。
海の結ぶ景色や時間の痕跡を想起させる、宮永独自の世界をお楽しみください。
瀬戸内国際芸術祭2019参加展覧会 宮永愛子展「漕法」
<会期> 2019年7月17日(水)ー9月1日(日)
<開館時間> 9:30 – 19:00(日曜のみ17:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
<休館日> 月曜日(8/12は開館)
<会場> 高松市美術館、香川
☆関連イベント☆
アーティストトーク
出演:宮永愛子、小野正嗣(作家、『日曜美術館』キャスター)
日時:2019年7月20日(土)14:00 – 15:30(13:30 開場)
会場:美術館1階講堂
定員:100名
入場無料・申込不要