小説家・島田雅彦氏が執筆する朝刊連載小説「パンとサーカス」が7月31日(金)より始まります。
本作の挿絵を、岡本瑛里、荻野夕奈、金子富之、熊澤未来子、水野里奈、山本竜基で結成されたユニット「コントラ・ムンディ」が交代で担当します。
ユニット名は「パンとサーカス」の主人公たちがつくる秘密サークルの名称。ラテン語で「世界の敵」を意味します。
〈作家の言葉〉世界がどっちに転ぶかは誰にもわからないが、小説はしばしば現実を先取りする。私は3年前に『カタストロフ・マニア』でパンデミック(感染症の世界的大流行)と政府の無為無策を予見した。『パンとサーカス』では救世主の登場とその世直しの顛末(てんまつ)を描く。現実はすぐに後追いしてくれるか?
本作は、東京新聞、中日新聞、北海道新聞、西日本新聞の各紙で掲載される予定です。