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O JUN「絵と縁」 @優美堂、東京

2023年09月21日(木) - 2024年02月20日(火)

O JUNの個展が神田小川町にあるコミュニティアートスペース優美堂にて9月21日(木)から開催されます。

本展は会期を通してO JUNが会場となる優美堂にて公開制作を行います。全作品の完成は2023年12月中を予定しております。

作家在廊日に関しては会場にお問い合わせください。

 

<作家コメント>

【誰かと絵具と額縁と、そして落ち着かない場所】

 

いままでしたことがない仕方で絵を描いてみようと思う。なぜかというとしたことがないからだ。けれど、ぼくがしたことがないだけで、たぶんどこかの誰かはしていると思う。それを見たことがないので自分で試してみようと思う。

 

 

絵の中にはいろいろなことが描かれるが絵の外でもいろいろなことが起きている。絵のうちそとで人やモノが触れあっている。その境目はあるようで実はないのではないか。

 

分断や切断や閉じたりはできないのではないか?だとしたら、ぜんぶがつながっている世界に身の置き所がないことはどこか不安だ。どこも居場所であるという考え方もある。ぼくは絵の中の話からいつの間にか絵の外に出てしまっている。だけど、しばらく外の様子を眺めていると同じことが絵の中でも起きていることに気がつく。これは”連動”ということなのか?それとも”なぞり”、なのだろうか?

 

 

絵を描くたびに平たい世界は惨い場所だと痛感してきたけれど、縦横奥行きあるこの世もけっこう惨いじゃないか。やはり境目はないのだろうか。ならば、ぼくがずっと昔から絵を描き続けていることにそろそろ感情をあらたにすべきだ。習慣でも惰性でも使命でもないのだから。

 

 

ぼくが初めて絵を描いたのはもう思い出せない昔のことだが、その時はなぜ絵を描いたのだろう?父か母が買ってくれた画用紙とクレヨンをぼくの前に置いて絵を描いてごらんと言われたから?そう言った親はいつどこで絵を見たり描いたりしたのか?自分が絵を描く理由や原因はもはやまったく霧の中。でも絵の始発を遡ろうということじゃない。それは不可能だし意味がない。けれど、いつかだれかがしたことをぼくもしたくなって真似たりなぞったのだ。ぼくが始発ではないことだけは確かだ。であるならば、自分が最初でないことを初めてするこの”矛盾”は、僕にいったい何をさせようとしているのだろう。

 

 

うん、いろいろな絵の仕方をしてみるしか手はないのだなと思う。      

      
ーO JUN

 

<会期> 2023年9月21日(木)- 2024年2月20日(火)

<開廊時間> (優美同営業時間に準じる)月・火・木・日 11:30~18:00、金・土 11:30~21:00

<休廊日>水曜日

<会場>優美堂、東京

 

 

https://www.3331.jp/schedule2/019662.html

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