10月12日(土)に、月花舎で開催される1日のイベント「AICOT 2024上映会:『中絶と終わらない戦争』」に、岡田裕子の映像作品が上映されます。上映後、韓成南と岡田裕子による対談が予定されています。
2024年の秋、アメリカ大統領選挙が行われ、人工妊娠中絶の「容認」と「反対」が、重要な争点の1つとなっている。歴史的に多くの国では、宗教上、倫理上、人工妊娠中絶が違法とされ、堕胎罪として処罰されてきたが、女性の権利、あるいは自己決定権という観点によって変化してきた。本上映会では、今でも違法の国で示威運動とその中の個人を絡めた作品、中絶のイメージを問う作品、男性が妊娠・出産するというSF作品の3つを通じて、生と死、倫理、宗教、権利、性差について考察したい。
また、韓国の養子縁組に関する珠玉のドキュメンタリー映画を長年制作し、自身も養子としてアメリカで育ったディアン・ボルシャイ・リムの短編ドキュメンタリー作品を特別上映する。
岡田裕子作品以外はnemaf 2024で出会った映像作品であり、映画祭に招待していただいたことにより今回の上映会につながることとなった。感謝の意を表する。
韓成南(会場ホームページより引用)
映像上映プログラム
岡田裕子 / 《俺の産んだ子》 / digital / 17min. 48sec. / 2022-2019 / 日本
ダニエラ・プラド・サラスア / 《8mm》 / super-8 / 5min. 50sec. / 2024 / チリ
フランツィス・カビッシュ / 《ゲッティの中絶》 / digital / 21min. 45sec. / 2023 / ドイツ、オーストリア
[特別上映] ディアン・ボルシャイ・リム&ラムジー・リム / 《忘れ去られた戦争の記憶》 / digital / 38min. / 2013 / USA
<会期> 2024年10月12日(土)
<開催時間> 19:00-21:00
<会場> 月花舎、神保町
<料金> 前売1800円、当日2000円+ワンドリンク
※公式サイトのコンタクトより前売予約を受け付けております。早めのご予約をおすすめいたします。