グループ展「眼差しと好奇心」(TOKYO)
2006年06月28日(水) - 07月15日(土)
ミヅマ・アクションではDirector三潴末雄が選んだ若手作家によるグループ展を開催いたします。
ここ数年間で三潴が出会った若手作家たちのなかに気になる作家が少しずつ増えてきました。そのような作家をなかなか紹介する機会も場所もないことが悩みの種でしたが、今回ミヅマ・アクションという場所を得て、徐々にお披露目をしようというのが本展覧会の趣旨になります。
制作する作家のまなざし、ディレクターである三潴の好奇心、そして見る側としての鑑賞者のまなざしと好奇心が交差する出会いの場としての展覧会を企画致しました。無名ではありますが可能性を秘めた、将来性のある作家たちのグループ展です。これを機会に鑑賞者の厳しい目、ご批評をいただければ幸いです。
<<出展作家>>
・ 太田麻里・・・日記を書くように日常あるいは夢の断片を綴ったドローイング
・ 渡抜亮・・・現在大学院で修復保存の技術を学び、確かな技法から創り出されるペインティング
・ 青木克世・・・今年のVOCA展にも選ばれた緻密なセラミックによる作品
・ 大島梢・・・細やかなタッチと斬新な色彩によって描かれるペン画
・ 木村了子・・・現代のイコン画として瑞々しい少年たちを描いたペインティング
・ 宮崎勇次郎・・・銭湯の壁絵に惹かれるという作者がキャンバスという平面に挑戦したペインティング
・ 三宅玄朗・・・自身の欲望を集約した大胆なペインティング
・ 真珠子・・女の子であるがための快楽を追求した自由奔放な映像作品