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山本竜基 展(TOKYO)

2020年07月22日(水) - 08月22日(土)

※ 夏季休廊:8月13日(木)-17日(月)


 


※ 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、本展は30分ごとに定員6名の枠を設けたアポイント制での開廊とさせていただきます。(初日のみ 1 時間ごとに 12 名)


 


ご来廊の際には、オンラインによる事前予約をお願いいたします。↓


https://airrsv.net/mizumaartgallery/calendar


 


状況に応じて開廊方法などに変更がある場合には、随時ホームページ等で情報を更新いたします。


 


皆様にはご不便おかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。


 


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ミヅマアートギャラリーでは7月22日より山本竜基展を開催致します。


様々な手法を用いて徹底的に自画像を描き続けてきた山本は、自画像のみを用いて森羅万象を描く試みを続けています。本展はミヅマアートギャラリーでの6年ぶりの個展となります。


 


山本は自らの半径3メートル以内の日常の出来事をきっかけに着想を得ると言います。2014年の個展ののちにインドネシアのジョグジャカルタでの滞在制作を経験した山本は、次第に自分の目に映る周囲の人々を帰納法的な自画像として描くことが増えてきました。本展ではいくつかの他者像の形式を取った作品も発表します。


 


山本にとっては例外的な他者像として、これまでにも何度か描いてきた対象が母親です。大作《おかんと戦争》では、若かりし姿の母親が、女性の象徴としてキャンバスの中央に大きく描かれます。仏に取り巻かれ、宇宙の中心で微笑む母親の周囲には、戦闘機や学生服姿の山本たちが所狭しと飛びまわり、戦いを繰り返しています。多様性を求め、あらゆる局面で競争と淘汰を繰り返す性と生。《おかんと戦争》では、その磁力的な混沌と躍動が形作るこの世界が描かれます。


 


超個人的に記号化された世界表現は、その立場や役割が置き換え可能であるがゆえに普遍性を持ちます。山本がこの6年間取り組んできた自画像表現をぜひご高覧ください。