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会田誠、赤松音呂、O JUN、棚田康司、山口晃「オーライ展」(TOKYO)

2021年05月26日(水) - 06月26日(土)

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※ 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、本展は1時間ごとに定員12名の枠を設けたアポイント制での開廊とさせていただきます。


ただし、定員に達していない時間帯は予約なしでの当日鑑賞が受付可能です。


ご来廊の際には、オンラインによる事前予約をお願いいたします。(予約開始は展覧会の数日前を予定しております。)



https://airrsv.net/mizumaartgallery/calendar


 


状況に応じて開廊方法などに変更がある場合には、随時ホームページ等で情報を更新いたします。皆様にはご不便おかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。


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ミヅマアートギャラリーでは、5月26日(水)より、会田誠、赤松音呂、O JUN、棚田康司、山口晃による「オーライ展」を開催いたします。


 


私たちはあらゆる境界線の中で生活をしています。社会における境界線は、日々変化していますが、特に昨年からのパンデミックによってその変化は加速しているように感じます。国、人種、性別などの、様々な分断が垣間見える出来事やニュースが増加し、人と人との距離感や価値観が大きく揺れ動く時代となりました。

一方で普遍的な世界においても、あちらとこちら、あなたとわたし、あの世とこの世など、多様な境界が存在します。日常が急速に移り変わる中で、私たちが境界線について考える機会は増えているといえるでしょう。


 


本展は、「境界線」をテーマに展開しつつ、境界を超えて5人の作家たちの作品をいったりきたり「往来(おーらい)」しながら、お楽しみいただきたいという思いを込めて、オーライ展と名付けました。


 


同意や承知を示す際に使われる「オーライ」という言葉は、もともと「all right」が語源の和製英語。それもまた、言葉の境界をいつの間にか飛び越えたからこそ生まれたものと言えるかもしれません。そんな曖昧さや緩やかさも時には必要なのではないでしょうか。

この変化の時代だからこそ、ゆったりと作品の往来を楽しみながら、作品同士の共振を感じていただけるような展示となりましたら幸いです。


 


※会田誠作品《東京城》は、7月1日より開催されるTokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「パビリオン・トウキョウ2021」のために制作された作品です。本展では、この作品の一部を6月22日まで特別展示いたします。